分 業
今日の目的 †
分業とは †▶『国富論』の分業
3 mini
問題 6-1 アダム・スミスは実例で、分業は生産力を高める、と説得してきますが、経済原論を勉強しているみなさんとしては、「なんで、分業は生産力を高める?」とスミス博士に尋ねたくなるハズ。とはいえスミス博士はもういません。代わりに、自分で答えてみてください。 解答と解説 6-1
解答 スミス博士は、分業がこのような効率化をもたらすのは,一般に,
によるとまとめています。 6-1 の回答を + 40/56 ...1点以上 71% スキル †3 mini
問題 6-2
のうち、純粋に作業を「分ける」ことから生まれた効果はどれか。 「わける」とどうして効率が上がるのだろうか。 解答と解説 6-2
解答 二番目も三番目も「分ける」こと以外でも生じる効果。 一番目のスキルアップがそれらしき理由。たとえば、専門化することで
から。 解説 二番目は「集まる」ことの効果。三番目は「分ける」と、どうして「機械」の発明にかならずやればやれそうですが。教科書は「自動化効果」としてこの側面を説明しています。121-2ページです。つながるのか、という説明がありません。そしてまた、もし機械が発明されれば、分業による労働もいらなくなるハズ。どうも分業という労働組織が、それ自身、生産力を高めるという説明にはなりそうにありません。 after 2の「作業転換に要する時間の節約」をあげた人が多かったのですが、「AをやってからBをやる」のと「Aだけやる」のとの違いをどう整理するかが問題です。 A→BあるいはB→Aに作業転換の時間がかかるとすると、Aだけやればこの時間が節約できるようにみえますが、Bだけやる別に人がとなりにいるわけで、この人に半製品を渡す時間が同じように必要になります。 この「手渡し」時間の節約は、基本的にバケツリレーで説明した協業の効果の一つです。 ただ2と答えた人の回答も、よく読んでみると、それなりに説明できているものもありました。機械的にゼロ点とせずに加点しておきました。 6-2 の回答を + 25/53 ...1点以上 47% 2 mini
問題 6-3 作業を分けそれぞれ得意なことに専門化することになるから、分業が深まれば、それだけ個性的なモノがふえる。 真か偽か、理由を述べよ。 解答と解説 6-3
偽
6-3 の回答を + 41/52 ...1点以上 79% 協業 vs. 分業 †2 mini
問題 6-4 スミス博士以来、どうも「分業」なるものが実例で語られ、ちゃんとした定義が与えられていないため、混乱を生んできたようです。 これまで、人が集まってはたらくのが協業、作業を分けるのが分業だ、と定義しました。 ここでもう一歩ふみこんで考えてみましょう。 「集まる」というのは(A)を媒介に労働が結びつくこと、これとの<対>でいえば、「分ける」ことで労働が結びつくのは(B)を媒介にしてである。 (A)(B)は? 解答と解説 6-4
解答
解説
6-4 の回答を + 28/49 ...1点以上 57% 2 mini
問題 6-5 労働の成果であるモノを媒介にして、労働と労働が間接的に結びつくのが分業だとすれば、分業のほうが、協業よりずっと広い範囲に及ぶ。 この主張は真か偽か、理由を答えよ。 解答と解説 6-5
解答
6-5 の回答を + 6/47 ...1点以上 13% 資本主義の労働組織 †5 mini
問題 6-6 未公開
6-6 の回答を + 4 mini
問題 6-7 未公開
6-7 の回答を +
▶協業・分業・市場・資本主義
今日のまとめ †
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